ヒューマン・創建の早岐です。

私は長年ハウスメーカー、工務店、設計事務所の業務に携わり、建築業界に30年以上内部から関わってきました。

さまざまなケースの相談を受けてきましたが、問題が起きてから駆け込んでこられる方をたくさん見てきました。

今回はその中でも特に多かった

「失敗しないハウスメーカー、工務店、設計事務所 の選び方」について解説して行きたいと思います。

家を建てるにあたり、まず第一歩は「どこに頼むか」です。

それぞれの特徴を解説していきますので参考にしてみて下さい。

①工務店

一番シンプルなモデルです。設計・工事すべてを自社で行います。

工務店は「工事のプロ」、イメージとしてはその町の大工さん・職人さんです。

設計・工事をすべて自社で行うため価格が抑えられます。

職人さんの腕次第でどんなプランにも挑戦できる対応力があります。

その反面、品質監理者が実質いないため検査が少なくブラックボックス化しやすい特徴があります。

建築の知識や経験の少ない方にはややハードルが高いですが、職人さんの仕事を正しく判断できる専門知識をお持ちの方におススメです。

②設計事務所

設計を自社で行い、工務店の工事を検査・品質監理するモデルです。

設計事務所は「設計のプロ」、お客様の考えを図面化し、工事を品質監理する専門知識と経験を有する国家資格者です。

事務所ごとに、構造、温熱環境、集客効率など得意とする分野が分かれるため

建物の用途に合った設計事務所を選ぶ必要があります。

工事と品質監理が独立している為、工務店のブラックボックス化を防ぐことができます。

工務店と設計士、2者と契約を結ぶことになる為、工務店より1割ほどプラスの費用がかかります。

品質が保証されるので「絶対失敗したくない。」と思うこだわりの強い方におススメです。

③ハウスメーカー

ハウスメーカーは「販売のプロ」、出来合いのプランを自社の営業担当が修正し、その子会社で工事を行うモデルです。

展示場案内など購入までの手厚いサービスが特徴です。

その反面、広告費や人件費が掛かる為、価格は工務店の4割ほど高くなります。

全国規模のフィードバックで問題を共有できるので、品質はある程度安定しています。

価格が高いので費用に余裕のある方におススメです。

早見表

価格品質サービス対応力
工務店
設計事務所
ハウスメーカー

どのモデルにも一長一短があります。

共通して言えることは「担当者の能力の有無が大きく明暗を分ける」と言うことです。

工務店にも親身に相談に乗ってくれる人は大勢いますし、

ハウスメーカーにも設計士顔負けの知識をお持ちの方はたくさんいます。

家づくりでは「この人になら任せたい」と思う信頼できる担当者を見つけることが大切です。